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お客様の声

【アルインコ DJ-X8】0.1~1299.995MHz<AM/FM/WFM>レシーバー キーボード/キーレス選択自由 ▼全ての商品の評価を見る
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おすすめ度 星1つ星1つ星なし星なし星なし じゃがいも様 2011-12-26 11:01:04
以下に記す限定された条件での評価です。
1.私が入手したDJ-X8個体での評価であり、製品の代表値に基づく一般評価ではない。
2.本機入手以前に使用していた、本機と同クラスであるICOM IC-R6との相対評価である。
3.エアバンドだけを取り出しての評価であり、それ以外のバンドは試してない。
4.私の居住(八王子市)室内でのテストであり、外部に持ち出してはいない。

その結果以下の感触を得ました。
1.仕様上ではR6よりも高感度な筈であるが、実感度は低い。
例えばR6では付属ホイップアンテナで東京ACC西セクタが何とか受信でき、SRH120に替えれば十分実用になった。X8では付属ホイップでは全く受信不能。SRH120に替えても殆どだめ。
ベランダ設置のAL-120FまたはD777を用いた場合、R6では羽田が(完璧ではないが)かなり楽しめる。ATISも十分聞き取れる。
また成田も地上は無理だが、空中(APPなど)はある程度入感する。
一方X8では西セクタは実用的に受信できるようになるものの、羽田はかなり苦しく、ATISはノイズに埋もれる。
成田は空中も全く受信不能。

2.最も困ることは、スケルチの不安定性
設定レベル1の限界状況などでは、スケルチが開いたり閉じたりを繰り返し、発振状態になる。
これは恐らくゲート動作のヒステリシスの設定が不適切なためでしょう。
従って、スケルチ無しなら一応受信できる程度の電波強度があっても、実際上はこの面からも弱い局の受信は困難。

3.テンキーの使用感が最悪
R6に対し数少ない利点の筈のテンキーは、感触がグラグラしているくせに硬く、しかもクリック感が無い。
そのためビープ音を頼りに入力することになるが、これは快適ではない。
しかもキーの圧下からビープ音の発生までに微妙なラグがあるため使い辛いことはなはだしい。

4.ダイヤル選局の操作階層が深い
テンキーの使用感が悪いため、ダイヤル選局に頼ろうとするも操作の階層が深く、これまた使いにくい。

このような状況の為、“私の使用環境では”期待に反しR6に替えてまでの出番は無い様に思えます。
繰り返しますが、他の方による他の使用法では異なった評価が得られることでしょう。
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